Saturday, May 27, 2006

佐賀県唐津市の小5男児ひき逃げ事件どうみるか?

当然、悪いに決まっている。
でも不運とは思いませんか?

「見通しの悪い所で、男の子が出てきて、あーと思ったけど…」、と犯人の言葉。
「男の子がぐったりして恐ろしかったから逃げた」、とも言う。

そして、「事故で人生終わったと思った」、と結論付けた。

ふと自分のことを考えた。

田舎のことゆえ、人はいない道路。

気を許して運転していたら、突如、子供が飛び出した。

気がついたときには、子供は死んだようにぐったり。

このとき人は何を考えるだろうか?
人は見ていない。
逃げよう!と思うに違いない。
素通りして。
しかし、このままでは死んでしまう。
病院に運ぼう。
車に乗せて、病院にまっしぐら。
しかし、もう一人の自分がささやく。
逃げてしまえ、誰も気がついてはいない。
山に置いていって、自分の車を洗っておけば解りはしない。

結局、その言葉に乗ってしまう。
後は逃げるだけ。
僅かに数分のできごと。

人間の弱さの現われ。
日頃から、罪を犯しても意図的でない事故の場合は罪は重くない。
また自首すれば、もっと軽くなるという、指導を子供のときからすべきではなかろうか?